2011年6月13日月曜日

6月13日に考えたこと

今日は外に出ずに、一日家にいた。
何か、からだが動かなかった。でも頭は働いた。

家で、スタジオ課題の設計を進めながら、ゆるゆると色々なことを考えた。
ぱらぱらと書いておきたい。

nArAのこと。
昨日の文学フリマで頒布した建築とアニメを扱った同人誌。編集後記にも書いたけども、建築もアニメも無力じゃない。書いていて、編集していて次第に自分の中でその実感を感じた。
すごく小部数だったけど、確実に届いた相手もいた。読んでくれているとうれしい。
ねもは02も少しだけ読んだ。
スタジオで、向かいの席に座っているけど、あまりまだ建築のことを話したことがないとみながさんのインタビューを読んだ。
皆、それぞれに建築を考えている。
本を通じて、彼女と、そして色々な人と話をしたいと感じた。
新建築の増刊号も、JAの最新刊も少しだけ読んだ。
皆、それぞれに建築を考えている。

最近は、実は誰かと話をするのが億劫だった。
新しい価値観に出会うのが、億劫だった。
3.11以来、正確には、1回目に東北へ行って以来、自分のかつての価値観を再構築するので手一杯だった。

でも、それは、やはり違うのかなと。そう思った。

なんで、ちょっと自分が落ち着いてきたのかは良くは分からない。
課題が、ちょっと進んだ気がしたからか、ずっと作っていた同人誌をやっと世に出せたからか。
25歳になったからか、あれから3ヶ月がたったからか。

後期のスタジオについて、悩んでいる。
就活もあるだろう。でも、東北にも行きたいと考えている。

この2年間がおそらく、自分にとって大切な時間だということを、何となく感じている。
そんな1日だった。

外の匂いが、だんだん夏らしくなってきた。