2009年7月31日金曜日

アサガタ

最近なるべく朝型の生活にしようと思っている。
課題中なんかは完全に夜型の生活だけど、院試の勉強とかはやっぱ夜やると頭に入らないし。
村上が結構朝型で行動してるので、一緒にコンペやってるとリズムがとれて助かる。

コンペは残り3日で、まあ、何とかなりそう。
コンペ後は怒涛の勢いでフォリオと勉強をせねば。
フリーペーパーの完成は結局試験後かな…。

今日は国大橋の公開審査をちょっとだけ見た。
日野さんや田井さんの組のプレゼンを見て、先生のプレゼンを見るって言うのは何か不思議な感じだった。
国大橋誰が獲ったのかは、途中で帰ったので知らないけれども、実現すれば横国も少しは開かれた学校になりそう。

2009年7月26日日曜日

ナツヤスミ

なんだかんだでほとんど夏休み。
院試は迫っているものの、課題に追われないと言うのはすごく精神的に楽。

ルーフトップの企画は、とりあえずスケジュール的に厳しいので延期に。
延期した分しっかりやりたい。
フリーペーパーは、1号の原稿はなんとなく形になってきた。
ルーフトップに間に合わせる必要がなくなったので、ちょっと余裕ができた。

このところは、ポートフォリオとコンペ。
フォリオは過去の図面を書き直しているけど、ちょっと直すだけで、だいぶ良く見える。
どれだけ半年前の図面が下手だったかってことだ。

コンペは村上と3日提出のやつをやってるけど、結構ギリギリか?
昨日敷地を見てきて、結構面白くなりそうだけど、スケジュールとの勝負になりそう。

なんだかんだで、大体スケジュールとの勝負なんだね、何事も。

2009年7月21日火曜日

自分がいる位置はどこか-相対座標

週末の国際会議の手伝いは、思いのほか面白かった。
手伝い自体より、内容が。
国際建築教育会議は世界中の大学から建築教育のドンたちが集まって話し合う。

グローバル化と情報化が建築教育に何をもたらしたか。
世界のどこの学生も似てきてしまっている、という指摘は正直ショックだった。
グローバル化によって得られるべきものは、基準や規制の統一ではなく差異の発見だと思う。
このような国際会議が行われること自体に意味がある。
コミュニケーションの拡大と差異そして共通点の認識。

会議の後、スタッフの打ち上げで東大の学部生(4年生)と話したりした。
同じ国内でも、大学が違えばかなり考え方に違いがある。
もちろん国大がY-GSAで日本では特異なスタジオ制を取り入れているからということもあるけど。
ほとんど異文化コミュニケーションに近かった。

差異を発見すること。そしてその差異はどのような豊かさを生み出しうるか。
「あいつらは、全然違うから、話になんねー」という態度ではいかんのだろうなー。
なんとも異文化コミュニケーションは体力のいることです。

でも、建築の教育者も日々悩んでいるというのは、学生としてうれしい限りで、
その悩みに報いる学ぶ姿勢を示していかなければならないと思った。

2009年7月19日日曜日

課題終了 そして夏

4年前期の課題は木曜日に無事提出、講評を受けて終了。
まずは、手伝ってくれたヨウスケ、オオサワ、いのはらに感謝。
ほんとに、助かりました。 このお礼は必ず!

最後の1週間は、設計を大幅に変更しないで、どうやれば自分の考えてきたことを伝えられるかに終始。
リサーチ部分のボードの出来と、模型の出来はそれなりに出来たかと。
図面の書き方と、プレゼンには悔いが残る。

講評では次につながるようなことをたくさん聞けたし、それは、自分以外の人への講評も同じこと。
特に、山本さんがおっしゃっていたリアリティの問題と、その伝達の重要性は改めて痛感した。
ポートフォリオをまとめながら、もう一度伝達の努力をしたいと思う。

昨日から東大での建築国際教育会議の手伝いに参加。
明日は最終日で朝早いけど、終わった後の懇親会で他大の人と話したい。

会議の内容はすごく刺激的。
なんだけど、仕事をしながらなので、いまいち内容をフォローできていない…。
ぜひ書籍化を。東大出版会さん。

昨日は3年の池田とちょっと話をしたけど、普段話さないやつと話すのは、やっぱり気づかされることが多い。
議論というか、共に学べる、共に考えれる、共に行動できる人をもっともっと増やしていかないと、とやっぱり思う。

フリーペーパーは今月末の1号完成を目指してるけど、今週末は執筆進まず。
月曜からの数日で原稿を完成させなければ。

フォリオ、院試と相変らず気を抜けないけど、充実した夏にしたいと思います。

2009年7月10日金曜日

最後1週間とその後にむけて

昨日が課題のプレ講評。
設計はだいぶできて来たけども、断面とか細かいとこの設計を早急に終わらせなければ。
一応設計は終わっていたのと、来週がいよいよ最終講評なので、先生方からもプレゼンについてのアドバイスも頂けて実感としては良かった。
後は作業するだけなので、とにかく手を動かす。

今日は建築ゼミの発表。
卒業設計の計画については、正直まだ良く考えられていないけど、今の段階での考えを少しまとめられた。
郊外問題と情報化社会について扱いたいと思っていて、今回の課題では郊外の問題にタッチできていると思うので、最後までやりきりたい。

あとは、今日3年生の課題を少しエスキスしてて思ったけども、最近設計のプロセスが自分の中でやっと身についてきた気がする。
4年にもなってやっとかって感じだけども。
3年生の課題は共同設計だから、プロセスを共有しないとうまくいかない。
今振り返ると、自分のときの3年の課題が上手くいったのはそのおかげな気がする。
で、次の住宅課題もプロセスが上手くはまって、その後の集合住宅はプロセスがこけた。
プロセスを見直すと、こけた課題で考えていたことも、最終形だけでなく、冷静に分析できる。
この上手いプロセスを上手くはしらせて、卒計までつなげたい。
でも、まずは今回の課題でやりきる。

メモを取り/質問を考え/最後まで残りたまえ 「roundabout journal」
藤村さんのBLOGを読んでいて感じたけども、設計のプロセスと着地点の問題は逆説的でもなんでもなくて、やっぱ比例するのだと思う。
それは、自分がまだトレーニング段階にあるからなのか、プロセスがよくないと着地も失敗する。

この前のトークイベントについても書かれていたけども、
「『ジャンプするな』ってジャンプしろ、ただしその意味を考えろ」って意味だよ・・・。「『想像するな』って想像しろ、ただしプロセスのなかで」って意味だよ・・・。
逆説というものはなかなかうまく伝わらないものだ。最後の方になって、全部わかる。関西のワークショップでも、首都大でもそうだった。だって「ジャンプしろ」「想像しろ」「後戻りしろ」だったら何も考えるきっかけにならないけれど、逆のことを言われるとよく考える。この二重性を理解してもらうには時間がかかる。

ってとこで、トークイベントのとき感じたもやもやの一端も晴れた気がする。
超線形プロセスは一見線形でしかないようだけど、そこには人がプロセスを実行している限りジャンプも想像も後戻りも含まれているわけだから、その点をもって非線形たりえてる。
最近、藤原さんに言われていることもそういうことのような気がして、自分がどういうプロセスのどういう段階にいて、その段階では何をやるべきなのか、良く考えて、でどんどんやれってこと。

とにかく、あとはやるだけです。

そして、その後もやるべきことは盛りだくさん。

早いようだった3ヶ月間も、それなりの成長を得られた気がするので、それを無駄にしない課題の着地点を見せたいです。