2011年2月13日日曜日

卒業設計という時間と空間

ちょうど1年前ぐらいは卒業設計をやり終えたころ。
今年は色々な人の卒業設計をちょくちょく手伝ったり、見せてもらったりした。
そして、先日、延ばし延ばしにしていた去年のヘルプの後輩にお礼もすることが出来た。

卒業設計は、どこまでも自分のものでありながら、決して自分だけでは完成しない。
1年経って改めて感じたことだ。
課題のときもそうだけども、卒業設計は特に自分にとって嘘をつかないで設計をする。
自分の中で構築をして、自問自答を繰り返す。
どこまでも個人的な行為。

同時に、先生に、先輩に、同級生に、後輩に、相談をして協力をしてもらいながら作り上げていく。
社会的な行為。

物理的な設計が立ち上がっていくあの時間と空間は、本当に祝祭的だ。


実際の建築の立ち上がっていく時間と空間に立ち会ったことはまだない。
そのパワーがどれほどのものかはまだ自分は知らない。
けれども、卒業設計を経て1年、改めて建築の力を感じた。

2011年2月1日火曜日

1年間の足踏み

物凄く久々の更新です。

まずは報告です。
1ヶ月ほど前の話になりますが、横浜国立大学の大学院入試に無事合格をして、来春からY-GSAに通うことになりました。
色々な方に応援・助言を頂き、また迷惑もおかけしましたが何とか受かることができました。
この場を借りて、改めて皆様にお礼をさせて頂きます。ありがとうございました。

さて、この1年間は、世間的に考えれば足踏みの1年間でしたが、個人的にはさまざまな経験をすることができ、また、さまざまな人に出会うことができた1年間でした。
去年の今頃の卒業設計から、せんだいや赤レンガの卒計展、名古屋や仙台でのオフ会、ATV2010、Y-PACでのもろもろ、2級建築士や大学院入試の勉強。
振り返って見ると色々やれた1年間になったと思います。
足踏みしてみることで、考え直せることも沢山あったし、自分にとって必要な1年間だったのだと考えるようにしています。

次の1年間も皆さんよろしくお願いします。


後は、近況を少し。
最近は親戚の家の家具の入れ替えの計画を作ったり、友人と個人的なアウトプットの冊子作りをしたり、また別の友人と雑誌作りを画策したり。
何かアウトプットとして見せられるようなものができれば、また報告させてもらいます。