2009年6月20日土曜日

インプットとアウトプット

これまでにも何度か書いているけど、最近のインプットについて。

「ユリイカ 4月臨時増刊号 総特集 坂本龍一」 青土社
「ユリイカ 6月号 特集 レム・コールハース 行動のアーキテクト」 青土社
「映画的建築/建築的映画」 五十嵐太郎
「思想地図 VOL.2 特集・ジェネレーション」 東浩紀・北田暁大編
「思想地図 VOL.3 特集・アーキテクチャ」 東浩紀・北田暁大編
「神山健治の映画は撮ったことがない」 神山健治
「CONTINUE Vol.45 劇場版エウレカセブン」 太田出版
「CONTINUE Vol.46 エヴァンゲリオン新劇場版:破」 太田出版
どれも並行して読んでて、全部は読んでない。
他にもアニメ・マンガは相変らず雑多に摂取。

課題10000㎡の中間講評が木曜にあった。発表順が早くて十分ボードが作れなかったけど、多分後になっていても指摘される点は同じだったと思うから、早くにやってよかったと思う。
指摘されたことは、多分、早く問題を自分の中で明確にしろ、絞れということ。
そして、今更だけども、その問題についてきちっとリサーチして、きちっと表現しろということ。
つまりは、形云々の問題はその後なんだから、そこ早く終わらせないといけないと思うし、そこちゃんとしておかないと形なんて出てこない。
どっちが先ってこともないかもしれないけど、少なくとも形を納得させるには、調べておかないといけないことはたくさんある。
そして、その形を決めていく作業はすごく作業量がいるのだから、手を動かさないと間に合わない。

色々と自分の発表以外からも重要なことが聞けたと思う。

中間までが、色々な要素を調査・収集・比較して問題や課題や目的・目標を模索していた段階として、今後は1つの案の強度を高めていく時期なのかと思う。
敷地も扱う問題も変えないと思うから、今までしっかりとそこについてリサーチできていなかった分しっかりとリサーチを。

冒頭のインプットの話と何が関係あるかって言うと、物事にはリサーチって言うかインプットの段階(もちろんインプットの内容を定着させる作業としてのアウトプットはいるけど)と、アウトプットに専念すべき段階とがあるのかなーと、今更になって考えているってこと。
課題に関しては、もうインプットを早々に済ませてアウトプットに試行錯誤しなきゃならんのかなという段階。

なんとなく大学4年間の物事をアウトプットしたい時期に来ている。
それは自分個人については、課題・ポートフォリオが院試向けてマストであること以外にも、
卒計という名実共に集大成が迫っていることもある。
Y-PACは今後、特に来年以降どうして行くのかがあるし、継続的に質と量のあるアウトプットの場にならないなら意味があまりなくなってくる。
イヤーブックは頓挫した感がある。でも、出版にこれぐらいの困難があることはある程度覚悟していたことではあるので、うまく枠組みを引き継いで、形あるものにはしたいと思う。
個人的フリーペーパーは7月末までにかなんとかものにしたい。

来年以降、同世代の建築的枠組み(建築学生的という意味ではない)を作って行きたいと思っているので、そのためにも、今年はある程度人に見せられるアウトプットをストックしていかなければならないと思う。
それが、次のインプットの布石になるような。

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